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司法書士白書2014年版②

2014.9.18

2014年版司法書士白書によると、不動産登記(表示登記及び権利登記の合計)事件数は、平成9年が2,024万件であったものが、平成24年には1,288万件となり約37%減となっています。
また、商業登記(会社登記事件のみ)事件数は、平成8年が212万件であったものが、平成24年には116万件となり約46%減となっています。
商業登記のうち、平成7年と平成8年当時は最低資本金クリアキャンペーンの真っ最中でありましたので、これだけの事件数であったものと考えられます。その後、年間事件数としては概ね160~170万件で推移していたものの、近年はそこから3割程度減っている事実に変わりはありません。
司法書士数が増える一方で、その司法書士事務所経営の屋台骨である登記事件が減っているのが現実です。私は「限られたパイ争奪論者」ではありませんし、債務整理や成年後見・家事事件など事件の裾野は拡がっていることをもちろん認めつつも、しかし職業としての魅力が薄れているのが今の司法書士業界なのではないでしょうか。実際に司法書士試験の志願者数も減りました。
我々司法書士に今求められているのは新たな価値創造だと思います。市民に良質な法的サービスを提供できる新たな価値創造です。